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8週齢規制

まろかかです。



今年の9月1日から「動物愛護管理法」の改正法が施行されます。

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実験動物及び畜産動物に関わる改正は見送られましたが、動物取扱業の適正化など大きく前進した分野もあります。その中から今回盛り込まれた「8週齢規制」について取り上げてみたいと思います。



<8週齢規制とは>
生後56日を経過していない子犬または子猫については、販売や引き渡し、展示をしてはならないとする規制。


<規制の重要性>
犬や猫は、一定の日齢に達する前に親兄弟姉妹から引き離すと、適切な社会化がなされません。その結果、人や他の犬猫との関わり方や環境の変化を知らずに育ち、しつけが難しく、無駄吠えなどの問題行動が多くなると指摘されています。そしてこれが飼育放棄の原因にもつながってゆきます。
又早期の引き離しや、輸送・展示で受ける過度のストレスで免疫が弱り、病弱で感染症に罹るリスクが高くなるとも言われています。

*社会化期:犬や猫が社会の中で人、犬猫、その他動物と上手く暮らせるようにコミュニケーション能力や社会適応能力を養う時期のこと。犬の社会化期は3〜12週齢、猫は2〜8週齢頃です。



<規制の背景>
5年前の改正の時にも8週齢規制が検討されましたが、業界側の「45日齢の自主規制にまかせてほしい」という意見が通り見送られていました。流通時期が遅くなると「離乳後飼育に要する経費が増える」「大きくなると売れなくなり、売れ残り処分が増える」等の業者側の経済的不都合が出てくるのです。しかしこれには、幼い犬猫を欲しがる購入者側にも大きな問題があります。


尚、今回の改正では経過措置がとられています。
それは、「激変緩和の措置として施行後3年間は45日齢、その後別に法律で定める日までは49日齢とする。56日齢は次回改正の5年までの間に、科学的知見、社会意識、取り締まりの実現性を検討して決定する。」というもので56日齢となる明確な時期は示されていません。(!?)




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何週齢が親元から引き離すのに適当なのかは意見が分かれるところですが、個人的には、少なくとも離乳が完了し、自然に親離れを始める時期以降にするべきではないかと思っています。犬の場合この時期は7〜9週とされていますが、犬にも個体差はあるので数字で区切るより、優良ブリーダーによって手放す時期が見極められるのが本当だと思います。優良ブリーダーならば新しく飼い主となる家庭に合った性格の犬をすすめることもできるし、その後の関わりについてアドバイスをし、困った時には相談にのって、売りっぱなしで終わる関係にはならないでしょう。

犬猫は「物」ではなく「命あるもの」です。お金を伴ったとしても、渡す側、引き取る側双方がそのことを意識して関わらなければなりません。

先にも述べましたが、時期に達していない子犬子猫が親元から引き離されるのは、可愛いからと衝動的に購入したり、幼体を好む購入者がいるからです。でも事情が分かれば、不当な扱いを受け、病弱で問題行動を起こす可能性の高い子犬、子猫を生み出すシステムに加担しようとは思わないはずです。
まだまだ必要な情報や知識が広まっていないということなのだと思います。


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私たちにできることは、まず犬・猫の置かれている状況を知ること。「知れば感じる。感じれば動く。動けば変わる。」と誰かが上手いことを言いましたが、その通りだと思います。最終的に国民全体の動物愛護の意識が向上して、殺処分を含めた不当な扱いを受ける犬猫がいなくなる社会になることを願うばかりです。



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